薬師（くすし）とは、わが国における伝統的な医師の古称であります。
彼らは本草学の知識をもとに生薬を用いた治療をおこなっていました。
今日の様に医薬の分業がなされていない時代では、薬師は医術と同時に、広範な薬用植物に関する知識をもっていました。
富山で栄えた配置売薬業も薬師としての役割の一端を担ったものと言えます。

私達はこの薬都、富山において培われた「くすり文化」を更に発展させ、国民の健康・長寿に役立てるばかりでなく、次世代のくすり文化の担い手を育成することをめざしております。

令和6年度 漢方医学の会場の変更のお知らせ


令和6年1月1日の能登半島地震により「サンシップとやま」会場が被災し現在修理中のため当分使用できないとの連絡がありました。そこで、会場をしばらくの間、富山大学杉谷キャンパス内の「民族薬物資料館内の3階会議室」にて行います。

第8回漢方医学と生薬講演のお知らせ
日時　令和6年12月7日(土)13:30─16:45

1. 頻尿・浮腫の漢方治療　13:30─15:00
講師　柴原直利先生　(富山大学 和漢医薬学総合研究所 教授)　

2. 高齢者医療と漢方　15:15─16:45
講師　渡り英俊先生　(富山大学 附属病院 講師)
　　


　　　

薬剤師研修センターの単位を希望される方はQRコードを紙面に印刷してご持参ください。
開始時・終了時に読み取り機にかざします。
駐車には教職員専用駐車場をご利用ください。外来患者用駐車場は有料となります。





主催　特定非営利活動法人 富山のくすし
　　　富山県射水市赤井95-1　
共催　社団法人　和漢医薬学会
　　　富山市杉谷2630 富山大学和漢医薬学総合研究所内

受講料　正会員及び団体賛助会員 : 無料
　　　　非会員　(各回)　2，000円

お問い合わせ：　TEL 090-7748-2255

URL : http://toyamanokusushi.or.jp/
E-mail : kusushi@po11.canet.ne.jp
　　　　　(注意 : 11は算用数字)　

私達NPO法人は次の4つの事業を行います。
それぞれの事業には富山大学の教職員・名誉教授、富山の製薬企業従事者、富山薬用植物指導センターの元職員など、この分野でのエキスパートが多数加わっております。

1. 和漢薬を有効利用するための教育、研修、実践事業
2. 和漢薬を利用した健康促進に関わる活動の支援事業
3. 薬用植物の栽培に関する研修および実践事業
4. 薬膳に関する教育、研修、実践事業

理事長　　　　服部征雄

副理事長　　　小松かつ子

理事　　　　　柴原直利　土田貴志  村上芳哉　　

監事　　　  　金田佳己 
　　　  

事務職員　　　老田尚子　幸 雅子　浅川真理　菅原美紗

名誉会員　　　村上守一　藤野廣春　東保喜八郎