故難波恒雄先生(富山医科薬科大学名誉教授)は中国の薬膳食文化を最も早い時期にわが国に紹介し、薬膳食文化研究会を発足させました。
NPO法人「富山のくすし」では定期的に薬膳試食会を行うと同時に、薬膳に利用できる新しい食材を開発する取り組みを行なってきました。これまで漢方薬や中草薬を素材にして中華風薬膳を作りあげることが普通でしたが、富山では和風薬膳が開発されております。難波先生が他界してからは、弟子の小松かつ子富山大学教授が薬膳食文化研究会を引き継いできましたが、平成25年3月9日に料亭川柳で100回目の薬膳食文化研究会の和風薬膳試食会が開催されたのを契機に会は発展的解消を遂げ、新たにNPO法人富山のくすしの事業として引き継がれることになりました。富山のくすしでは年2〜3回の薬膳試食会を開催する予定にしております。
最近の薬膳食文化研究会の行事
1. 平成22年12月18日 於料亭川柳(富山市東町)
2. 平成23年12月21日 於高志会館 リトル上海(富山市千歳町)
3. 平成24年7月13日 於割烹丸庄 本田(富山市白金町)
4. 平成24年11月9日 於高志会館 リトル上海(富山市千歳町)
5. 平成25年3月 9日 於料亭川柳(富山市東町)
6. 平成29年3月23日 於高志会館 リトル上海(富山市千歳町)